先日タイで初めて運転免許証を申請・取得してきました。今回は陸運局での取得の流れと必要書類についてまとめています。
なおコロナ以降、取得に関するルールは日々変わっております。
最新情報は陸運局のHP等をご確認ください。
今回は日本で取得した国際免許証から、タイの免許証を申請する方法をまとめております。 ご参考になれば幸いです。
バンチャック陸運局
タイでは陸運局に行き、免許証を取得します。私はバンチャック陸運局で申請を行いました。
国際免許証からタイ免許証申請のために必要なものはこちらです。
■パスポート原本とコピー。コピーにはサイン必要。
■国際免許証原本とコピー。コピーにはサイン必要。
日本にある運転免許センター、または警察署で取得します。ご自身の免許証が発行された都道府県での手続き方法をご確認ください。
■在留届済証明原本
在タイ日本国大使館で申請します。申請から発行までに2営業日ほどかかります。申請費用610バーツ
■健康診断書
クリニックで、運転免許証申請用の健康診断書を取得します。陸運局近くに格安で発行してくれるクリニックがあるようですが、私は事前に別のクリニックで発行してもらいました。申請費用120~400バーツほど ※筆者調べ。クリニックにより異なります。
【申請予約表の取得】
コロナの影響により、バンチャック陸運局での免許申請には事前予約が必要になりました。私は2月に一度、同陸運局を訪れているのですが、その時の最短受付可能日は6月中旬でした。
再訪問が可能な6月中旬のある日の予約をすることにし、予約票を入手してきました。
ちなみに同日に大使館にて、在留届済証明原本も申請に行いましたので、1日でどちらも対応しておけば効率的かと思います。
【免許取得当日】
8:00頃到着 かなりの人で混雑していました。
建物に入って目の前にInformationがあり、まずはそちらに並び、当日用の整理番号と検査用紙をもらいます。
検査用紙はタイ語ですが、Informationの方に「ここに名前と電話番号書いて!」と言われるので問題ありません。
このInformationにて、上記申請必要書類がそろっているか確認されます。不備があると、再度揃えてから並ぶよう指示されるため、陸運局到着前には必要書類が揃っているかご確認ください。
【受付】
さて続いては申請受付です。
(先ほどのところはあくまでInformationで、受付の前段階のようなところでした。)
整理番号が呼ばれるので、カウンターに行きます。ここでは パスポート情報等の確認を行います。(所要時間3分ほど)
受付担当者が入力した情報を確認し、問題なければ検査エリアへと向かいます。またここで申請書類を渡されますので、申請の手続き中ずっと持参している必要があります。(最終的に免許証発行エリアで回収される。)
【検査エリア】
3種類の身体検査を受けます。整理番号が呼ばれるのだろうかと入り口であたふたしていると、中にいる担当者が「おいで、おいで」と手招きをしてくれて、待ち時間なしで検査を始めることができました。
タイ語がしゃべれない場合は、担当者が英語で検査方法の説明をしてくれます。
遠近の検査 2本の棒の遠近を揃える
椅子に座ります。2~3メートルほど先に、40~50センチほどのボックスがあり、その中に横並びに入った2本の棒があります。右側の棒が基点となっており、左側の棒は奥側に設置されているので、手元にあるボタンを操作して二本の棒を平行にできるか、という検査です。
平行だと思うタイミングでストップし、係の方に伝えればOKです。
私はこちらの検査が正直分かりづらくて、一度ストップを申し出たものの、「ちょっとずれているよ」と係りの方に指摘され、微調整。揃ってたのかは分かりませんがOKとなりました。
赤信号の反応チェック
足元にアクセルとブレーキの機械があり、まずはアクセルを踏むと2-3メートルほど先にある緑のランプが点灯するのですが、そのランプが赤になった瞬間に足元のブレーキを押すというものです。
こちらも最初に係の方がやり方を示してくれます。
色覚検査
赤緑黄 のうち、どの色が光っているのかを答える検査です。2種類の色覚検査を行いました。
■1つ目
所定の椅子に座ると両側にランプがあります。左右壁のようなところに座らされるのですが、右側、または左側の壁に点くランプの色を答えるという検査です。回答は英語で問題ありません。
■2つ目
所定の位置に立ち、2-3メートルほど先に光るランプの色を答えます。こちらも赤緑黄が点灯しますので、点いた色を答えます。
【写真撮影・支払い・ついに免許証発行!】
身体検査をパスすると、最後は写真撮影です!
10分ほど待ち、整理番号が呼ばれます。
ここで最後の書類チェックを行います。名前のスペル、生年月日、パスポート番号等に間違いがないか最終確認をして、申請代を支払います。
初めてタイで免許を申請する場合は、有効期限は2年となります。そのため今回の申請費用は205バーツでした。次回更新時は5年版が入手できる予定です。(更新費用505バーツ)
支払いと写真撮影を終えると、パスポートと国際免許証が返却されます。(受付で配布された申請書類はここで全て回収されました。)
写真撮影から5分ほど。免許証が完成しました!
国際免許証からの切り替えだったため、講習ビデオの鑑賞等もありませんでした。
Informationでの前受付から、約1時間で完了となりました。人も多く混雑していましたので、早めに終了したい方は8時頃には到着していることをお勧めします。
以上が国際免許証からタイでの免許証取得の流れでした。
ぜひ参考になれば幸いです。