初めての海外転職を思い立ったはいいものの、何から始めたらいいのか。
転職する決断は簡単にできるものではありませんが、その決意後も、応募する求人案件探しや比較検討、レジュメ作成、面接、オファー条件交渉と様々なハードルが控えています。
特に初めての転職活動に臨む方は、そもそも何をどのように進めれば良いのかわからないと感じられる方も多いのではないでしょうか。それが海外転職であればなおさらです。
このような不安を解消するためには、まずは以下の3ステップを意識しましょう。
海外転職・タイ転職のマーケット情報を知る
キャリアの棚卸し・振り返りを行う
自分にあった求人/キャリアを広げる可能性を含んだ求人を見極める
質の高いマーケット情報を効率よく得る
個人で転職活動をしていても、ネット上で得られる情報には限りがあります。海外転職やタイの求人や企業情報となると、日本国内の転職サイトや口コミサイトには掲載が無いこともほとんどです。
弊社JACリクルートメント・タイランドは2004年設立と、当地タイの日系人材紹介会社としては長い歴史があり、多くの在タイ日系・外資・地場系企業への転職サポート実績があります。
タイならではの転職マーケット情報に明るいキャリアコンサルタントが、現地のリアルな情報提供とともに、あなたの疑問にお答えし、転職活動のバックアップをさせていただきます。
※ご経験・ご希望によっては、弊社でのサポートが難しい場合もございます。予めご了承ください。
キャリアの棚卸し
転職活動を検討している方には、まず「キャリアの棚卸し」を行うことをお勧めします。
「あなたの強みはなんですか?」「どんな職場環境だと自身の能力を最大限発揮できますか?」
これらの質問にすぐに答えが思い浮かばなかった方は、これまでのキャリアの振り返りをする「キャリアの棚卸し」が効果的です。
例えば、「これまでどんな仕事をしてきたのか」、「どんな仕事をしているときにやりがいを感じたか」、また逆に「どんな状況のときにモチベーションを保つことへの難しさを覚えたか」など、具体的に思い浮かべてみましょう。
これにより自身の得意な仕事や強み、どのような職場環境を求めているのかなどがより明確になります。そしてこれらの結果はあなたの転職活動の軸として、応募書類作成時や面接でのアピール時にも役に立つことでしょう。
一方、この棚卸しが不十分なまま、軸のない転職活動を進めてしまうと、後々一体自身が何のために転職活動をしているのかわからなくなってしまったり、転職後に本当の理想とのギャップが生じたりと、後悔することも少なくありません。
海外転職となると、「とにかく海外に出ること」が第一優先になってしまいがちです。もちろんそれも間違っていませんが、ぜひキャリアという視点をもって転職活動を進めていってください。
あなたが心から満足できる転職をするために、ぜひ「キャリアの棚卸し」を行ってください。
ご登録後、ご面談のお時間をいただいた方にのみ、弊社オリジナルのワークシートをお送りします。
求人票の見方 自分に合った求人の見極め方
弊社から案件をご紹介する際に提示する求人票について、意識すべきポイントをご紹介します。
海外転職のチャンスを勝ち取るには、やみくもに応募をしても、逆に狭めすぎてもいけません。自分の希望に合った求人や、将来の自分のキャリアを広げる可能性を含んでいるかもしれない求人を見極めるポイントをお教えします。
募集職種・職務内容
当地タイでは、たとえ日系企業であっても社員の8割以上はタイの方、というケースが圧倒的多数です(一部例外もあり)。
海外転職の場合は、日本人社員数が限られているため、ひとりの社員に対して求められる役割が多く、求人票記載の職務内容以外の業務がアサインされることもあります。
もちろん主となる職務は求人票記載通りですが、面接の場で他に期待される役割・業務があるか企業様へ確認することをお勧めします。
語学力
海外で働く以上、ほぼ全ての企業様が日常会話レベル以上の英語力(もしくはタイ語力)を求めています。目安としては、TOEIC600~700点以上となります。
ただし、タイの公用語は英語ではないため、TOEICのスコアより「実際にどれだけ話せるか」のスピーキング力が重視される傾向にあります。
弊社ではご面談時にスピーキングの語学チェックを行い、あなたの語学レベルを判定させていただいています。
なお、語学力以外の応募条件(業界経験など)が当てはまる場合、求人票記載の語学力を下回っていても、募集企業様によってはご提案させていただける可能性もあります。もし気になる案件がありましたら一度お問い合わせください。
給与
基本的に企業様から伺っている想定給与額を記載しています。
注意点としては、記載額は税込(=税引前)の支給額であることです。日本と同様、支給額より社会保険料や所得税が徴収されますので、ご留意ください。
またその他のポイントとして、記載額以下もしくは以上のオファーが出るケースもあることが挙げられます。募集要件を全て満たしていないけれどもポテンシャル重視で採用する際はもともとの記載額よりも低い給与で、逆に当初の想定より高いレベルのスキル・経験をお持ちの方を採用する際はより高い給与で、といった具合です。
日本人求職者様の人数が、日本の転職マーケットとは比較にならないくらい少ないため、当初の計画とは多少異なる採用を決定される場合があるのは、海外転職ならではの特徴と言えます。
なお、「ご経験により応相談」と記載しているケースもございます。
企業様側が、ジュニアレベルからエグゼクティブレベルまで幅広く検討したいと考えている場合や、即戦力としての活躍が期待できる方にはオファー額に糸目をつけないとしている場合、このような記載をしています。
会社の事業内容や職務内容には非常に興味があるものの、給与面がややネックで応募を迷われている場合には、ぜひ担当コンサルタントにお問い合わせください。
就業時間
タイの労働法上、1日の勤務時間は8時間以内(休憩時間1時間以上)に定められているため、拘束時間は9時間となる企業が多いです。
週休日は、6日連勤ののち1日以上と定められているため、土曜勤務がある企業もございます。
原則、会社の就業規則で定められている就業時間を記載していますが、所属する部署や繁忙期の有無などによってはオーバーすることも想定されます。気になる方は、事前に担当コンサルタントに確認いただくか、面接の場で直接確認されることをお勧めします。
なお、残業代は出ない(所定の給与に含まれている)ことがほとんどですので予めご注意ください。
福利厚生
海外転職が初めての方には特に気を付けていただきたいポイントです。
まず、弊社から主にご紹介している当地での現地採用(日本本社の所属ではなく、タイ法人と直接雇用契約を結ぶ形態)の案件ですと、日本の社会保険・厚生年金・健康保険は付与されません。
諸手当や福利厚生(有給休暇、保険、プロビデントファンドなど)についても会社ごとに様々です。
日本人の現地採用が初めて、または稀である場合は、募集時には諸手当や福利厚生の詳細が決まっておらず、面接時の相談で決めるケースも多い状況です。「委細応相談」などと記載がある場合は、柔軟にご検討いただけるものとお考えください。
勤務地
原則、求人票記載の勤務地が実際の勤務地ですが、職種によっては外出や出張が多いケースもあります。
例えば建設の施工管理職であれば、オフィスはバンコクでも実際にはバンコクから車で2時間程度の距離にある現場に出ていることが多い、などの例があります。
気になる求人案件への応募方法
本WEBサイトにて求人情報を確認いただき、応募希望の案件がございましたら「応募する」ボタンをクリックしてください。エントリー完了後、担当コンサルタントよりご連絡いたします。
求人情報はこちらからご確認ください。
すでに弊社コンサルタントとご面談済みで、直接案件の紹介をさせていただいている場合にはメールにて応募希望のお返事をいただけましたら幸いです。
タイでの転職のご相談はまずご登録から
ジェイ エイ シー リクルートメントでは海外の就職をサポートいたします。
より詳しい情報ご希望の方、ご相談の方は是非ご登録ください。日本人コンサルタントよりご連絡いたします。