タイ国内の日系メーカーにて、会計など管理部門ポジションで勤務していた方の転職成功事例です。コロナ禍を機に転職を検討し始めてから、JACのサービスをどのように活用して、ご希望の企業に転職したのでしょうか。インタビューに快く回答いただきました。
タイ国内転職のきっかけ
コロナ禍で会社業績にダイレクトな影響があったり、その他の経営状況も変わったりする中で「そろそろ転職か・・」と考え始めました。
新年には心機一転、新しい会社で活躍したいと考え、前年9月に、JACともう1社他のエージェントに登録。しかし結局、JACのみにお世話になることにしました。タイにある転職エージェントの中では、JACの知名度がトップクラスなのと、どのコンサルタントもご対応が非常に丁寧で、印象が良いことが理由です。
転職活動の流れ
転職活動の流れは早かったです。9月半ばにエージェント登録、その少し後で応募、10月前半に1次面接、後半に筆記試験、11月初旬にオファーというスケジュール感でした。
JACのコンサルタントからは、志望している企業について詳しく教えていただけたことが、とても良かったです。今回の求人の背景、職場環境、待遇、条件など、かなり細かいところまで、お聞きできました。企業との関係性をしっかり築いてこられている転職エージェントなのだなと感じました。
また、自分とあまり合わなさそうな企業の求人についてご提案いただいた際も、すんなりお断りすることができました。コンサルタントの方が、案件成立したいがために無理にプッシュするということがなく、転職者に寄り添ってご対応いただけたと感じています。
結局この転職活動では、1社しかアプライしませんでした。事前に企業情報をしっかり把握できたことに加え、面接官のMD（＝Managing Director）やその右腕のGM（=General Manager）の人柄が魅力的であったため、面接を通してこの会社で働きたい、という思いが強くなったことが、大きな理由です。
コロナ禍の転職活動の特徴
現在は収束しつつありますが、コロナ禍ならではの転職活動といえば、やはりオンライン面接ではないでしょうか。在宅勤務中は、業務前・業務後や、お昼休みの時間に受けることも容易なので、ありがたかったですね。
コロナ前ですとどうしても、私のようにタイ在住は「ぜひ対面で」というお話になりますし、郊外の工場勤めだったので、在宅勤務でも無ければ平日の終業後に面接を受けるのはなかなか厳しいものがありました。
実は、入社直前に、私はなんとコロナに罹患してしまいました。当時はまだ隔離措置が厳格に適用されておりましたので、隔離期間中に仕掛っていた前職の引継ぎを行いつつ、ビザや労働許可証の切替えは、いつどうやるのかなど調整するという思いがけずタフな状況となってしまいました。ただ、入社を控えていた現職の会社からは「慌てず療養に専念して、回復してから入社して下さい」との言葉をいただけたので、軟禁とも言える辛い隔離生活を乗り切ることができました。
ちなみにコロナ禍ではオンライン面談が主流でしたが、対面での面談や筆記対応が必要な場合、JACの事業所の立地が非常に便利で、アクセスしやすいのが強みだと思います。在タイ日本人もよく利用するエンポリアム付近にあるので、転職活動中に同僚や知り合いと遭遇しても、買い物や食事にきたことにできます。
内定先について
内定先はバンコク都内のエンジニアリング会社です。前職での管理会計経験やタイ製造業での経験などを活かし、MDとGMのもとで管理部門全体を統括しています。
日本人社員のうち半分近くが現地採用社員で、中には10年以上活躍している方もいらっしゃるため、いわゆる「駐在員と現地採用社員の垣根」のようなものが無く、フラットな関係で業務に飲み会に邁進しております。どのイベントも基本的に「参加したい人だけが参加する」というスタンスで、和気あいあいと楽しめるいい環境です。
タイ転職を目指す方へのメッセージ
タイに生活拠点を構える以上、タイ語に興味を持ってタイの方とコミュニケーションをとることをお勧めします。もちろん、バンコクでは英語が通じる社員も多くいますし、英語だけで業務を回すこともできます。
ただやはり、カタコトでもタイ語が使えるだけで、反応がとても良くなりますし、人間関係も何かと円滑に進みます。英語スキルだけでは、表層的なタイしか体験できないと言えます。
ぜひ、タイ語パワーでアメージング・タイランドを楽しんでください。
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