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タイ転職:成功者インタビュー

タイで働くことを実現した人たち Vol.1


氏名:川原 千紘さん
勤務先:Mazda Sales (Thailand) Co., Ltd. 
ポジション:Sales Assistant(ASEAN 担当)

Q:タイで働こうと思ったきっかけを教えてください。
実は日本で働くことを辞めようと思ったのがきっかけです。 学生時代から海外に行きたいという思いがあり、卒業後約5年の会社員生活を経て、世界一周の旅へ出ました。帰国後、日本国内では一度社会の道筋から外れてしまった人に対する偏見があることを感じ、そう思われるのが悔しく、まずは日本で就職をしました。そこで、早朝から深夜まで業務に追われるうちに本当に自分はこの生活を求めていたのだろうかとふと我に返ってしまったのです。一旦立ち止まり、自分のなりたい姿を思い浮かべたときにやはり海外で働きたいと思いました。

海外のどこに行くか、と考えた時、英語圏のカナダ・オーストラリアのワーキングホリデー制度も考えましたが、長期スパンで「移住+働く」ということをしたいと思いました。そこで、アジアに目を向けたんです。アジアの中で、まずはシンガポールが思い浮かびましたが、物価が高く、東京と変わらないのではという印象になり、最終的にたどり着いたのがタイでした。ベトナムやカンボジアなど近隣諸国も考えましたが、生活の便利さなども考えると、やはりタイが一番バランスがとれていたんです。文化的にもどんどん新しいビルが林立し、便利になっていく一方で、昔ながらの人と人が触れ合う感覚も失われていない新旧が一緒になっている面白さも魅力だなと思いました。

Q:転職活動はどのように進められましたか?
まずは人材紹介会社(JACリクルートメントタイランド)にコンタクトし、休暇で来タイ時に登録面談、その後メールとSkypeでフォローを頂いていました。その他はWebの求人ポータル、フリーペーパーなどをチェックしたのみでした。市場の相場感を得られたのが収穫です。退職後、バンコクに引っ越してから企業をいくつか紹介してもらい、面接に至りました。

Q:企業との面接はいかがでしたか?
新卒の就職活動とは違います。まず企業がどういった仕事内容でどんなスキルの人材を探しているのか、面接で具体的に話を伺います。それに応える形で今までやってきたこと、それをどう生かせそうかを話す場だったと感じました。エージェントに紹介された会社だと思ってしまうと志望動機など考えづらいですが、面接前には必ず企業研究をして、この会社で自分は何ができるのか、何がしたいのかを考え、自分自身の未来像もある程度描いていったほうがいいと思います。

一旦立ち止まり、自分のなりたい姿を思い浮かべたときにやはり海外で働きたいと思いました。

Q:タイでの仕事や生活についてはいかがですか?
タイの人たちが当初思っていた以上に、オンとオフの区別がしっかりしているという印象をうけました。(定時でしっかりあがり、プライベートも充実させる等)自分自身の生活は、日本にいた頃より質が上がったと感じています。プライベートの時間がとれ、他の事ができるようになりました。日本で働いているときは、職場と家の往復で平日は帰ったら寝るだけでした。タイだと、自分の責任範囲で終わるときに終わりにし、友人と会ったりすることができるようになりました。また、日本にいた頃の職場では、業務後に会社の飲み会などが頻繁にあったのですが、タイではその頻度も減りました。会社の風土もあるかもしれませんが、タイ人は家族との時間やプライベートの時間を大切にする思考が強く、仕事とプライベートのメリハリがしっかりととれるようになりました。

Q:現在自動車業界で勤務されていますが、もともと車に興味があるわけではなかったんですよね?
そうですね。車種等はなんとなく知っているものもありましたが、正直運転もだめでした(笑)。 この仕事に就いてから車の機能などにも興味が持てるようになりました。タイの交通事情を見る限り公道での運転は怖いものがありますが、幸いサーキット内でならできるようになりました(笑)。自分で運転してみて、自社と他社の違いも感じられるようになってきたんです。弊社はタイ国内で製造し、販売することにも力をいれていて「マツダの車が一番かっこいいよ!」と言えるようになってきました。

Q:仕事でのやりがいはいかがですか?
初めての業界(自動車)ですし、専門用語やシステムなどわからないことはまだ多いです。 只、初めは自分が担当している国の担当者(現地ローカルスタッフ:カンボジア、ラオス、ミャンマー)が何を言っているのかがわからないことも多かったのですが、最近は文化的な理解も深まってきて、話が通じあえるようになってきたことが嬉しいです。 現在はタイ国内の仕事ではなくASEANを担当しているので、タイ人スタッフと直接関わりあう仕事は少ないですが、オフィスは一緒です。

会社の規模的に今まで勤めた中で一番大きい会社なので、企業力の違いを肌で感じます。また日本で働いていたらこの業界に入ることはなかったでしょうし、接点もなかった人たちに(エンジニアや開発職の方など)関われること、一緒に仕事ができることはラッキーだと思います。海外、タイに来たからこそのチャンスだと日々感じています。

自分自身の生活は、日本にいた頃より質が上がったと感じています。

Q:休日はどのように過ごされていますか?
平日できないこと(家事など)、自炊もするようになりました。あまり活発に動くタイプではないのですが、とにかく自分にとって、有益な活動をするようにしています。フランス語の勉強を今年に入ってスタートしました。語学学校でタイの高校生や大学生と一緒に勉強しています。 タイは連休も多いので、旅行にも行きやすいと思います。1年目は連休を利用し、海外に出ていたので、2年目はタイ国内を知るために、国内旅行もいいかなと思っています。日本の国内旅行よりタイならもう少し気軽に動きやすいかなと思います。

Q:今後の目標は?

タイに来てから現職の新しい業界・職種を上司や他の方々に指導していただき、徐々に覚えてきたことを無駄にしないよう、経験値を積み立てていこうと思っています。入社時、上司に「一人前の車のエキスパートになれるように指導する」と言われたので、そうなることが目標です。車の機能や性能など、専門性を深めたいと思っています。
20代は色々なことにチャレンジをしました。これからの30代は地に足をつけて自分のキャリアの方向性、専門性を定めていきたいと思います。

Q:ジェイ エイ シー リクルートメントを利用した感想はいかがでしたか?
とにかくフォローがきめ細かいと感じています。内定受諾後も、入社前から入社後まで担当の方が連絡をくださり、会社側も含めてフォローをしてくださいました。特に入社後のフォローは大切だと思います。また登録面談時にも、方向性が定まっていない中、相談をしたのですが、ヒアリングをして頂く中で、一緒に方向性を探っていただきました。

Q:これからタイで転職活動をされる方々へアドバイスはございますか?
第一に、私個人の意見ですが、新卒では来ない方がいいと思います。他の方の話しを聞いても、日系企業での仕事では日本本社の意向や方針に沿って動くことも多く日本のビジネスマナーや働き方は必要となります。日本のビジネスマナーをわからないままできてしまうと、教える側・採用する側に負担がかかりますが、現地ではその時間はありません。 身の振り方は色々あると思いますが、日本で2・3年経験してから海外に来ても全然遅くはないです。まずは日本で社会人経験をしてから来た方がいいと思います。

自分のキャリアの方向性、専門性を定めていきたいと思います。

第二に語学もできた方がいいですね。特に生活・社内コミュニケーションのためにも英語は最低限必要です。タイ語ができると生活し易くなると思います。どの仕事、どの会社に行くにしてもタイ人スタッフは必ずいるはずなので、余裕があれば就職活動をしながらでも少しは勉強したほうがいいと思います。(私自身はタイに来るまでタイ語は全くできず、仕事をしながら勉強しようと思っていましたが、これがなかなか大変です(笑))
    
第三に私自身現地採用として働いていますが、良い・悪いは別にして、日本からの駐在員と現地採用にやはり違いがあることは、それなりに理解をしていたほうがいいと思います(立場、状況、求められること、待遇等)。最後にとにかく「楽しくやろう!」という、ある意味楽観的、そして前向きなマインドを持った方が海外、タイでは合うのではと思います。


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